2024.02.21

【FDA】国産初となる航空機用バッテリー駆動式 GPU を導入しました

株式会社フジドリームエアラインズ(略称:FDA、本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:楠瀬 俊一)は、株式会社エージーピー(略称:AGP、本社:東京都大田区、代表取締役社長執行役員:大貫 哲也)より、国産初となる航空機用バッテリー駆動式 GPU(地上動力装置)『Be power.GPU』を導入いたしました。

航空機が地上で電力や冷暖房を使用する際は、通常は機体に装備された航空燃料を用いる APU(航空機補助動力装置)もしくは空港に配備されているディーゼル式の GPU を使用して発電しております。
昨今、カーボンニュートラルへの取り組みが航空業界でも重要課題になっております。FDA としてもCO2 削減のための取り組みを模索する中で、令和 4 年度の空港・港湾における脱炭素化促進事業(環境省補助事業)を活用し、バッテリー駆動式の GPU を導入することといたしました。
本 GPU は、国内主要空港を中心に航空機への電力・空調供給を行っている AGP が開発した製品であり、国産のバッテリー駆動式 GPU としては初の導入事例となります。今回の導入により、CO2 排出量が通常の APU 比で 10 分の 1、ディーゼル式の GPU 比で約 3 分の 1 に抑制される効果が期待でき、政府が推進する「空港分野における CO2 削減」の実現に寄与して参ります。


■バッテリー駆動式 GPU『Be power.GPU』導入概要


製 品 名:Be power.GPU
(バッテリー駆動式 GPU)
用 途:駐機中の航空機向け電源供給
製品特徴:・国産初であり、高品質
     ・小型軽量で、効率的な運用が可能
     ・パワーアシスト機能により取り回しが可能
運用開始日︰2024 年 2 月 26 日(月)頃を予定
導入場所︰名古屋(小牧)空港
導入台数︰1 台
製 造 者:株式会社エージーピー
使 用 者:株式会社フジドリームエアライン

関連リンク:㈱フジドリームエアラインズ企業情報内 プレスリリース

   参考:航空脱炭素におけるGPU使用について

「飛行機のアイドリングストップ」でカーボンニュートラル