2023.03.22

【JAC】バッテリー式電源装置「eGPU」を本邦初導入

日本エアコミュ―タ―株式会社(以下「JAC」)は、多摩川エアロシステムズ株式会社(所在地:東京都大田区)と共同し、3月22日より順次鹿児島県内の全就航離島に環境負荷や騒音の軽減が期待されるリチウムイオンバッテリー式電源装置「eGPU」を国内エアラインとして初めて導入します。


空港にて駐機中の飛行機には、次便の出発準備の作業を行うため、外部から電気を供給していますが、これまで使用していたディーゼルエンジン式電源車両「GPU」は燃料で稼働するため、排気ガスが発生していました。
新たに導入する「eGPU」は、排気ガスが発生せず、低騒音かつエンジンによる振動もなく、消耗品や故障頻度が少ないことが特徴であるバッテリー式電源装置です。
JALグループは、豊かな地球を次世代に引き継ぐために、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すなど、すべてのフライトをサステナブルなものとし、空の旅を誇らしい価値に変えていくための取り組みを進めています。その一環として、世界自然遺産登録されている屋久島、奄美大島、徳之島、沖縄県のほか、自然豊かな地域に就航しているJACは、CO₂排出量が少なく自然にやさしいエコなターボプロップ機を運航しています。
今回の導入は、これまで以上に環境負荷を軽減し、また就航離島の自然をしっかりと未来に残して行く、という想いで決めたものです。
JACはこれからも、地域の翼として離島ネットワークの維持とさらなる利便性を追求し、安全・安心な空の旅をお届けするとともに、就航離島の大切な自然を守り続けてまいります。

 

関連リンク:日本エアコミューター企業情報内プレスリリース